金曜日の文具(第49回/シンクロニシティグラスアートの二刀流ガラスペン)
前々回に続いて、シンクロニシティーアートグラス(太田龍)さんのガラスペン。
「うねりフューミング二刀流」という鮮やかなグラデーションが美しいモデル。
フューミングとは、太田さんが特にこだわりを持っている着色技法のこと。高熱の純金と純銀を吹きつけガラス内部に閉じ込めて様々な色合いを発色させているそうで、にごりのない澄んだ色相を演出できます。
これは「ピンク&イエロー」という2色づかいなのですが、背景の色を取り込んで、3色以上が溶け合うドラマチックな世界が広がります。
そして、細字と極太字という両極端な字幅が1本で楽しめる、贅沢な実用性も特徴。
極太字のガラスペンは、これが初めての取扱い。インクがすごい勢いで消費されていくのに少々面くらいますが、インクを思いきって使えて濃淡もより味わえるのでとても楽しく書けます!
使用しているのは、最近入荷した とのりむさんのインク。
十二宮を巡る「星読」シリーズの「宝瓶」(みずがめ座)。銀河に、水をイメージしたターコイズブルーラメの浮かぶ顔料インクです。
八文字屋OnlineStoreで取扱中。「うねり フューミング 二刀流」は残りわずかになっています。