金曜日の文具(第13回/屋字文八トート・その2)

(前回:第12回/屋字文八トート・その1
 
屋字文八さんの生みの親は、山形のデザイン事務所「杉の下意匠室」さんです。
 
地元では「エンドーのげそ天」で親しまれています。

「エンドー」は、げそ天(山形のソウルフード!)が名物の地域密着型スーパー。

 
杉の下意匠室さんはそのロゴやカタログのデザインを含めたブランディングを担当しています。

(「あのトートバッグの絵は『エンドー』のご主人が書かれたのですか?」という微妙にややこしい勘違いをされたお客さまからの問い合わせもありました……)
 
また、話題沸騰の読み切り漫画『ルックバック』の舞台で、作者の藤本タツキ先生の母校でもある、東北芸術工科大学の卒展広告なども例年手がけています。

なんというか、ちょっと不気味だけど、妙な愛嬌と親しみやすさのある絵柄が異彩を放っており、
その味わい深いフォントとともに山形県民の目を引きつけています。 

明治時代の八文字屋の常連客のデザインを依頼するにあたり、
ちょっと奇抜な雰囲気がほしい、ということもあって、
杉の下意匠室さんにお願いしました。
 
そして、第1回の店舗紹介でもちらっと写っている、この八文字屋の古い看板

(参照:第1回/八文字屋本店のご案内

本店にご来店いただいたことのある方は馴染みがあるかもしれません。 


「これを使いたい」とお話ししたところ、まさかの名前になってしまいました……
 

(昭和初期の八文字屋。現本店に改築前の店舗にも同様の看板が!)

屋字さんについて、これ以上のことはスタッフにももうわかりません。
今回ブログを書くにあたって、杉の下意匠室さんにいろいろとお話をうかがったのですが、わかったことは、この顔の両側にあるのは髪の毛ではないということだけでした……

たまに、お客さまから「これはなんなの?」と尋ねられることがあるのですが、詳細はスタッフにも答えられませんので、何とぞご了承ください……

ちなみに、比べるとよくわかりますが、トートの色は目がくらむばかりの真っ白なホワイトです。

 

キャンバスのトートは生成りが多いので、これは目立ちます。

同じのは飽きたな、つまんないな、という屋字文八精神をお持ちの方、
この夏の白コーデにミステリアスなトートを取り入れてキメてください!

八文字屋店頭・OnlineStoreで取り扱い中です。

屋字 文八 (やじ・ぶんぱち)トート
¥1,320


 (文・写真 ナガオカ)