金曜日の文具(第12回/屋次文八トート・その1)

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本日は満を持して……!(?)
屋字文八トートをご紹介します!


八文字屋店頭&OnlineStoreに、何の前ぶれも説明もなく、突如現れたこの謎の紳士……

OnlineStoreから配信しているメールマガジンにも「おすすめ商品」として不意に顔を覗かせるので、怪訝に思われている方も少なくないと思います。
 
まず、下に書いてある「屋字文八」ですが、これは弊社の屋号を逆さに並べているのではありません。


この人の名前です。
屋字 文八(やじ・ぶんぱち)さんです。
 
その正体は、明治時代(ぐらい)の八文字屋の常連客だった伊達者。
文明開化を謳歌した、八文字屋の非公式ゆるキャラ(???)です。
 
江戸時代、山形の特産品・紅花の荷送業のかたわら、上方(京阪地域)から仕入れてきた浮世草子(当時の小説)を貸本にしたのが本屋としての八文字屋の始まりでした。
明治に入ると、時代の変化のなかで、書籍や文房具の小売に徹するようになります。
 
当時の本や文具が並んだ店内には、文明開花によって盛んに流入してきた西洋の文化や風俗の香り、新しい時代の活気が息づいていたはずです。
 
また、電話が開通するとすぐ店に取りつけて、本を購入したお客さんに自由に使えるようにしたり、お得意さんを載せて外車のオープンカーで山形市内を乗り廻したりといったハイカラなエピソードも残っています。

そんな当時の八文字屋に足繁く通ってくれていた、モダンでちょっと風変わりな常連のお客さん。
屋字文八さんは、そんな進取の気性に富んだ粋な紳士のひとりなのです。
 
 
(まさかの)次回に続きます。
 
(本店二階から一階の書籍売り場を見下ろす屋字文八氏。)

屋字 文八 (やじ・ぶんぱち)トート
¥1,320


 (文・写真 ナガオカ)