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金曜日の文具(第6回/山形県教科書供給所のやまがた学習帳)

教科書や教材の流通・販売を通じて、山形の「学び」に携わる山形県教科書供給所が製作したやまがた学習帳
八文字屋でも取り扱っています。


あの有名な学習帳そっくりな作りです。 


「自然」(緑)、「食べ物」(黄)、「祭り」(赤)、「歴史」(青)をテーマとした全4種類。


表1(表紙)、表2(表紙裏)、表3(裏表紙裏)、表4(裏表紙)で、山形の名産や文化遺産についてフルカラーでみっちり解説。


むずかしい漢字にはすべて読み仮名を振っているので、年少のお子さんでも読むことができます。
 
全国的に有名な日本一の芋煮会フェスティバル、松尾芭蕉が俳句を詠んだ最上川、漫画『3月のライオン』とのコラボでも知られる天童市の人間将棋、映画『るろうに剣心』のロケ地にもなった旧県庁舎・文翔館など、山形県民ならだれでも知っているものから、知る人ぞ知る名刹・史跡まで、幅広く紹介。
 
地元の人間にとっても「意外に山形のことを知らないな」「山形ってこんなにおもしろいものがあったんだ」と山形の魅力を再発見できるアイテムです。


ちなみに、八文字屋のルーツである、上方との紅花交易についてもふれられています。
また、インクや万年筆のモチーフになった、蔵王の樹氷、鶴岡の加茂水族館、尾花沢の銀山温泉も掲載。
近い将来、ここに載っているものが八文字屋オリジナルのインクや万年筆になるかもしれません。


サイズはB5判32枚
一般的なB5サイズのノートは、JIS規格で学用3号とされている、B5より少し小さいサイズ(179mm×252mm)なのですが、こちらはB5正規サイズ(182mm×257mm)でより汎用的です。

  
本文は使い勝手のいい5mm方眼
デザインと印刷は、山形県上山市の藤庄印刷に依頼し、メイドインヤマガタにこだわりました。
 
売上の一部は、やまがた社会貢献基金として山形県に寄付され、地域や社会の課題解決に取り組むNPOなどの支援に活用されます。


表紙のロゴマークには、山形県の公式ご当地キャラクター、きてけろくんを採用。
きてけろ山形弁で「来てください」という意味です(ちなみに、きてけろくんのデザインは山形県の形がモチーフ。山形県が人の横顔にそっくりなこと、ご存知でしたか?)。

子どもたちが地元への理解を深めるためだけでなく、いま、県外移動が難しくなっているこの状況で、帰郷できない山形出身の知人へのプレゼントや、山形への旅行のちょっとした予習にもぴったりの商品。
ぜひご覧になっていただきたいです。

八文字屋店頭、OnlineStoreで取扱中。

やまがた学習帳 4冊セット
¥1,056

(文・写真 ナガオカ)

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