金曜日の文具(第15回/硝子工房Sayori×八文字屋の銀山スノーグレー・ガラスペン"DEEP")
こんにちは。
今日は、八文字屋オリジナルガラスペン最新作「銀山スノーグレー・ガラスペン"DEEP"」をお目見えします。
「久保桜ブルームピンク・ガラスペン」を制作いただいた「硝子工房 Sayori」さんにお願いしました。
2013年からガラス工芸発祥の地、ドイツ・ラウシャの専門学校にて伝統的な技術を学び、同地のガラス工場にてガラスペン制作を担当してきた作家さんです。
久保桜ブルームピンク・ガラスペンと同型のショートサイズ。
透明感が際立つ、シンプルで持ちやすいフォルムです。
ガラスペンはインクが途切れてもくるりと軸を回せば、ペン先の別の溝にたまっているインクがまた出てくる仕組みなので、回しやすさにも配慮して作られています。
この軸の色は、八文字屋オリジナルインク「銀山スノーグレー」がベースに。
普通に筆記したときの色ではなく、インク溜まりやボトルの中にたっぷり入っているときのディープな色調。
また、インクのモチーフになった銀山温泉はガス灯によるノスタルジックなライトアップも人気です。
今回のガラスペンは、その時分の銀山温泉の幻想的な宵闇も彷彿とさせ、軸には雪をイメージした細かいラメも散りばめられています。
字幅は細字相当。
久保桜ガラスペンと異なり、ペン先に色はついていません。
ツイスト型の10本溝で、長年修行されたという技術に裏打ちされた、引っかかりにくい、なめらかな描き心地です。
8月22日(日)午前10時より、八文字屋本店とOnlineStoreで販売します。
値段は税込8,580円。
ペンレストが付属していないぶん、久保桜ブルームピンク・ガラスペンより少しお求めやすくなっています。
また、同日同時刻に、先日即完売となってしまった「久保桜ブルームピンク・万年筆」も再販いたします。
あまり数をご用意できておりませんが、こちらもよろしくお願いします。
さらに来週は、山形の"あるもの"をモチーフにした、さらなる新作ガラスペンもご紹介しますのでお楽しみに!
(文・写真 ナガオカ)