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りんごのインクポットができるまで・その2

村山さんは、ガラスを原材料から作る「大地を融かす」ガラス作家だ。

りんごのインクポットの原材料は、山形の霊峰「月山」と、遠くアフリカのサハラ砂漠の砂の2種類(2色)を選んだ。

●月山の砂。意外と白い。この砂があんな色になるなんて!

●工房内に潜入。ガラス溶解炉(左)、とガラス徐冷炉(中央)

 

打ち合わせの後、数週間後に村山さんから連絡があり、

 

 

 

 

「いいのできたよ。」とのこと。

 

 

 

 

 

ワクワクを抑えられないままに車に飛び乗り、工房に。

そして対面したのががこちら↓↓

 

 

 

 ●りんごのヘタの部分が、蓋になり、りんご内の空洞にインクを入れるようになっている。(写真はサハラの砂ver.)

3つ並べると、1つ1つ微妙に形が違い、まるで本物のりんごのよう!

 

コンセプトである「あるだけで心が和み、描くのが楽しくなる、世界に一つのインクポット」が村山さんの技術で、形になった。

 

>>>その3へ続く

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